日本三大酷道総まとめ

どうもです。

日本三大酷道(R418, 425, 439)を全て走り終えました。

全部走り終えた頭の悪い自転車乗りはほとんどいないと思うので、経験談をまとめてこれから走りに行こうとしている頭の悪い人たちの参考になればと。

どういう順番で走りに行った方がいいか、評価基準を持ってまとめてみました。

長ったらしいことを読むの面倒でしたら、「数字が小さい酷道から順番に攻めていけ」ってことだけ覚えておいてください。

評価項目

  • 路面の悪さ
  • 距離の長さ
  • 獲得標高の多さ
  • 斜度のキツさ
  • 補給スポットの少なさ
  • リタイヤし難さ

※どの三大酷道も「落ちたら死ぬ」場所が多すぎるので、危険さという項目は除外しました。

三大酷道を制覇していく順番(推奨)

No.1 R418
路面の悪さ ☆★★
距離の長さ ☆☆★
獲得標高の多さ ☆★★
斜度のキツさ ☆★★
補給スポットの少なさ ★★★
リタイヤし難さ ★★★

起点は長野県の天竜村。電車で起点のすぐ近くまで行ける。浜松からR152で北上していくと、日本のトンネル掘削技術が大自然に敗北した、かの有名な青崩峠を通ることもできて二度おいしい。(完全にオフロードで、路面が悲惨なので荷物積んで行くとめちゃくちゃキツい)

ルートとしては、恵那市、関市など、「市」の市街地を普通に通る。普通に補給スポットあるし、普通にリタイヤもできる。恵那市の笠置ダム周辺の、R418を酷道たらしめている区間※は完全に通行禁止になってしまったため、最も過酷な区間は走行が完全に不可能。

※Wikipediaには長らく通行不能な区間で道路は荒れ果てており、国道指定はなされているが事実上の廃道状態となっていると書いてありますが、完全にバリケードで封鎖されて「通行禁止」になっていました。

この通行禁止区間を迂回して再びR418に復帰するルートは猛烈な斜度なのでキツい。酷道の本線より迂回路の方がキツいってどういうことなのやら、、、

福井県との県境の能郷白山(岐阜県側→福井県側)の登り区間は急な坂道がひたすら続き、頂上からの下りの路面は冗談かと思うレベルで路面が悪い。タイヤ太くないと危険。

大野市から他の大都市に帰るのもアクセス状況が最悪なので、開き直って金沢まで出てしまって、北陸新幹線で輪行して帰るのを推奨、観光ついでに。

No.2 R425
路面の悪さ ☆☆★
距離の長さ ☆★★
獲得標高の多さ ☆☆★
斜度のキツさ ☆★★
補給スポットの少なさ ☆☆☆
リタイヤし難さ ☆☆☆

死にGo!とかいうヤツ。とにかくヤバい。距離こそ短い(180kmくらい)ものの、全区間で村が三つあるだけ(矢印で記載)。そして、コンビニがあるのは下北山村だけ。それもめちゃくちゃ小さいデイリーヤマザキと、小さなスーパーだけ。自販機すらまともにない。

そして、さすが紀伊半島、離脱手段が存在していないので、何かトラブルが起きたとしてのDNFすることができない。軽く死ねる。なお、車もほとんど通らないので、助けは期待できません。

なお、道路はほぼ全区間こんな感じ。とにかく狭い。なお、これはまだ綺麗な方です。

当たり前ですが、落ちたら軽く死にます。年に一回くらいは落ちて死んでる人いるとかどうとか。スピード出しすぎには注意しましょう(スピード出せる場所じゃないですが)

で、路面が酷いところはもう完全に林道です。というかここ、林道が国道に格上げされたとかそんなだったような…。しょっちゅう土砂崩れ起きてます。ほとんどの期間が土砂崩れを直すための工事で通行止めになってます。なお、自分が行った時は工事が終わりに近づいていて、工事現場の人たちが「自転車だったら通れるから行っていいよ」とのことで通してくれました。

この酷道の中の村はどれも温泉で有名らしいので、村の中でしたらとりあえず民泊があります。絶対に村で寝ましょう。その辺には普通にクマとかイノシシとかいます(どっちも遭遇しました)。野宿ダメ、絶対。

ちょうど中間地点くらいにある十津川村で寝ることを強くオススメします。自販機がちゃんとあるのと、食堂があるのとで、普通になんとかなります。でも、補給食を買い足すことはできないので、スタート地点で大量に買い込まないと本当に死にます。

ちなみに自分はここまで何もないことは想定外だったのでブラックサンダー10本しか買っていかずにハンガーノック寸前になりましたw

No.3 R439
路面の悪さ ☆☆★
距離の長さ ☆☆☆
獲得標高の多さ ☆☆☆
斜度のキツさ ☆☆☆
補給スポットの少なさ ☆☆★
リタイヤし難さ ☆☆★

本気で正気を疑うレベルの酷道。これ最初に行くと死んでしまうので、本当にやめましょう。

正確には徳島市からR438と重複してスタートなのですが、このへんは普通の道なので「三大酷道ではない」と勝手に見做して赤く塗ってません。最後の方は割はコンビニ出現頻度は増えるものの、舐めていると死ぬ峠が突如として現れます。

R438と分岐して本当に酷道になり始めるのがまず標高1000m以上ある峠のてっぺんからっていうシビれるやつ。頂上の山小屋で補給食を買い込んでおきましょう。

最後の50kmくらいになっても普通に容赦ない感じの林道国道で、車とすれ違うのもぎりぎり。そして下りもなかなか激しいカーブが続くので全く攻めることができず楽しくない。

ヤバいと思ったら国道32号との交差する大豊町に電車が通っているのと、仁淀川町あたりからそのまま南下すれば高知市に出られるので、何とかなります。ただ、当たり前ですが、メカトラ起きたらその場で強制終了確定です。

スポーツ自転車のお店なんて存在していませんから。

 

ということで、以上、日本三大酷道の簡易版まとめでした。これから少しずつですが詳しく書いていきます。

行くのでしたら、十分に準備して、楽しんで苦しんでください。

日本縦断19日目~最北端、宗谷岬で真冬の日本縦断おわり。

曇り。一部分は晴れ。

最後に雨降らなかったのっていつ以来だっけ…しまなみ海道を走った日以来、毎日の雨か雪だったよね?

今日もまた雨でした…というフラグを回収したくなかったので、せっせと走り始める。

車道の除雪があまりよろしくない状況で、「とりあえず」歩道は除雪してあったので歩道を走る。当然ながら人は全くいない。…横断歩道渡りたいのに、この仕打ちはひどい。諦めてシクロクロス。

文句を垂らしながら走っていると、ついに稚内の看板が見える。もうすぐ終わりなのかと感慨深い。全く車も人もいないので(単独事故さえ気を付ければ)とっても安全運転してます。

稚内市内。もう何回か来てるけど、いつものアレ。ドナルドはおもちゃ。みんなやってる。

セイコマで軽く補給をとって、宗谷岬の方向へ向かう。気持ち的に体が軽かったのもあるものの、超追い風が吹いていたのでなおさら速い。稚内市街地から宗谷岬まで、約20km。

半分地点のところで、記念撮影。荷物積んでて、ずっと走っている疲労もあるのに35kphを一切割らない爆追い風、行くはよいよい帰りは怖い。

この記念撮影をしてから、さらに加速する全力TTへ。一秒でも速くゴールしたい、最北端行きたい。脚もげそう。

そして最北端へ。

こんな季節に自転車で日本の南北縦断を達成した人は他にたぶん誰もいないはずなので、一人目の達成者になれたようです。

死ぬかと思いました、何回も。帰ろうと思いました、何回も。田舎過ぎて交通手段なくて帰れなかったけど。

頭悪すぎるので、みなさんはこんなことしないでくださいね。

なお、この帰り道、予想通り爆向かい風だったので20kph出せなくて死にたくなりました。特急になんとか間に合わせ、札幌までワープしましたとさ。

おしまい。

日本縦断18日目~霰の襲来に咽び泣く日

旭川より北は宿が極端に少ない。

この日は音威子府までにして、翌日一気に最北端を目指そうと思っていたものの、なぜか異常にペースがいい。

塩狩峠のてっぺん、なんだこれ…?と思ったら本当に町の名前でした。和寒町(わっさむ)って町らしいです。実際、寒かったです。ダウンヒルつらかった…。

そして名寄。この道の駅、めっちゃいいですよ。

こんな感じで、大福が色々あるんです。みんな味違い。ちなみに右下のは意図的に地雷を踏んでキムチ味です(案外、普通に食べれた)

補給食として持っておくのも悪くないかと。

道の駅で少しグダったはずなのに、なぜか音威子府までの約100kmを4時間かからずに走り切るという異常なペースを保てて、更に北を目指すことに。圧倒的爆追い風。

…ところで音威子府、何もなくない…?

音威子府を過ぎてから、毎日お約束のイベント。今回は最悪のパターン、氷点下の雨という地獄を経験する羽目に。もうやだ。

一気に体が冷え、動きが鈍る。天塩町を過ぎた辺りから、あられが降りだす。それもかなり大粒だった。痛すぎて意識を保つのが精一杯だった。さすがにこの仕打ちは酷くないですか…?

しかし、ここは何もない真っ平な場所、どうしようもない。レインウェアのフードで耳を隠し、耳への直撃を減らすとともに、ネックウォーマーを思いっきり引き延ばして頬を覆って、露出部分を限界まで減らす。

とはいえ、布越しで被弾しても十分に痛い。ついに涙と嗚咽までが止まらなくなる。これは540°回ってゆるふわというヤツに違いない。

諦めて我慢して走っていると、もはや何も感じなくなる。人間ってすごい。そして霰が止む。

宿なさ過ぎ問題で、ついに近くに町が現れたので民泊を大急ぎで探す。

幌延町で、民宿を4000円で予約できたのだが、google mapで表示される場所と、実際の場所が違い過ぎて迷子になり、完全に体が冷え切る。地図上に表示されてるところ、何もないんですけど、、、

チェックイン時間を過ぎて、近くにいることを電話で言っているのにも関わらず宿に来ないのを気にしたのか、ついには宿の方が探しに来てくださった。

気温は-4℃、だが、人の気持ちが暖かさに救われた日でした。霰、痛かった。

このコスパは神なのでは…

旭川市→幌延町

197km

日本縦断17日目~次の街まで40000km&日本一長い直線道路

天気が連日、雨と雪しかなくて萎えすぎてやる気が削がれ、気が付いたら12時間寝てました(

というか、なんなんだこの雪。路肩酷いことになってないですか。こんな時に自転車乗ってる人は当然ながら誰もいない。車もあんまり通らないので交通量的には快適。(なお、路面状況は快適ではない。)

走っていると、こんな看板。あと約40000kmっていう書き方にはセンスある。ただ、この緯度で地軸に対して一周するともっとたぶん32000kmくらいなのでは、、、とかしょーもないツッコミを考えていたり考えてなかったり。

もっとがんばる町らしいし、もっと頑張って走ります。

そして悲劇。なんか急に乗り心地変わったなぁ…というか後輪ベコベコいってね?と思って降りると、なんかすごいもの刺さってる。ここまで凄まじいのは今まで一度も経験ない。というか、このタイヤもうだめなのでは、、、?

とはいっても、タイヤはどうしようもなかったので、タイヤブートを入れて何とかする。タイヤブートを実際に使うのは初めてなんですが、持ってなくても何でもいいので厚紙とか、最悪、背円札を折りたたんで入れて宛がうとかすればなんとかなります。

千円札を折りたたんで入れるとかいうリッチなことはしたことないんですが、最悪の場合はチューブとかタイヤを千円で買ったつもりで、、、ね?

美唄市に差し掛かると、有名な道路が。

日本一長い直線道路。ここ、本当にエンドレスに先が見えます。そして、さすが北海道、いくら走っても景色が変わらない…w

お陰様で、自転車の速度だと一時間以上同じような景色を見続けることになるので飽きてしまうのです。以前、ここに来たときは飽きて横道に抜けたっけ…w

(一応、日本一長い直線道路の説明はこちら

日本一長い直線道路を抜けた先は更に何もない場所。雪が深いところはもはやサドル高と同じくらいに積もっている。さすが北の大地。車道は除雪してあるものの、歩道はもはや存在しないものとなっている。

ただ、一面の雪景色で見る夕日っていいものだなぁ…と思いました。

ちなみに、みんな大好きセイコーマートは札幌→旭川で走るとなんと(当時の時点では)すべて対向車線側にあるとかいう奇跡。

セブン、ファミマ、ローソンは走行車線側にちらほらありますが、やっぱりセイコーマート行きたいでしょ。対向車線に行くのめんどくさいじゃないですか。

なんというか、この不思議な状況、なんとかならないものなのですかね。

もはやいつものことですが、この日も深川市のあたりで雪に降られました。普通に走れる日ってあるんですかね。

札幌→旭川

145km

さて、お守りだと思ってタイヤブート持っておくとええですよ。
安いし嵩張らないので。

日本縦断16日目~北の大地にこんにちは(また吹雪)自転車はクソ

起きた。朝イチのフェリーに乗って苫小牧へ。また寝る。おやすみ。

また起きた。北海道見えた。(語彙力の低下)

降り立った。雪やんwww

とりあえず北海道に着いたら本場のコレに行かないいけませんね。ええ、例のオレンジ色のやつですよ…!

セイコーマート!

ということで、雪降ってるけどアイス買いました。美味しかったです。寒かったです。馬鹿です。

北海道って、本当にどこにでもセイコーマートありますよね。何もない町や村でも。

例えるなら、何も無い町にでも必ずポケモンセンターはあるくらいの感覚ですよ、これ。つまりセイコーマートはポケモンセンターと言っても過言ではない。(意味が分からない)

悠長にアイス食べてたら…。え、、え、、、、、え、、、、、、(開いた口が塞がらない)

まぁ、落ち着け、ちょっと待て、話せばわかる…やめろ…

更に雪が強まり、さすがにこの中で走ると死ぬと思ったのでコンビニに避難して一時間くらい時間を潰す。とりあえず走れるくらいになったので、また走る。

本日の目的はこれ、トリトン。東京の方にもオープンしましたが、やっぱり北海道で食べるのが一番ですよね。

座って食べていたら、隣に新婚さんのご夫婦が座る。みすぼらしい服装をしていたせいで、「旅人ですか?」と聞かれ、「どこから来たの?どこへ行くの?」のいつもよくあるパターンの感じに。

「出身は?」の話から、「あっ、私たち、明日から東京に新婚旅行なの!」というまさか過ぎる展開。なお、どこを見に行くかは全く決めていなかったらしい。

ということで、東京の観光地を色々と話していたら、寿司代を全部おごられるというまさかな展開に。ごちそうさまでした。

食べ終え、諦めて雪の中をまた走り出す。とりあえず札幌まで走り、ネカフェにイン。

圧倒的に走っていない一日でした。

八戸→苫小牧→札幌

67km

 

日本縦断15日目~吹雪ライドは続く。死んだ方が楽なのでは。

前日の猛烈な吹雪からの戦略的撤退から一晩。

絶望の起床、、、

ホテルの部屋の窓から下を見下ろして絶望感、まじ無理ゲー…。走りたくねぇ…。

相変わらず吹雪は止まない。ただ、日中だから視野的にはまだ安全。仕方ないので走る。

走り出して早々、雪の中でパンク、しにたい。

体が冷え切ったので、セブンイレブンに緊急避難して、ネックウォーマーを買い足す。つらすぎ。一瞬でフロントバッグもこうなる。

つらすぎて感覚が抜け落ち、人間というよりも、自転車の上に跨ってペダルを回す機械に成り果てる。たまに追い越してくるトラックにみぞれをかけられて体が余計に冷える。

体が冷えすぎてヤバいと思ったらコンビニに緊急避難。避難している時間が長くなると、ブレーキ周辺の雪が凍って、ABSと化す。キャリパーブレーキは雪の中を走る場合はゴミ、覚えました。

凍結してしまうと、もう簡単には剥がせないので、六角レンチでガツガツ突いて、アイスピックみたいにすることで対処。マゾゲーかよ…。

今日も相変わらず凍っているスプロケとRDですが、普通に変速します。シマノは神。電動は神。

ちょっと休憩…からの再発進をしようとしたら全くクリートが嵌らない、なぜ…?と思ったら、今度はSpeedplayのクリートが凍っていた。意味わからないwww

折り畳みナイフで掻き出してなんとか対処、再発進。クソ。クソ。クソ。

そして盛岡を通過し、そのままR4で北上。雪めっちゃある、登り下りある。死ぬ。というか死んだ方がマシ。

誰だよこんなアホみたいな季節に日本縦断する計画立てた馬鹿は…!(※実際はこんなこと思っている余裕すらありませんでした)

今日中に八戸に着いて、フェリーに乗らないと…!という考えだけはあるものの、どう考えても体力的につらいので、もう考えるのをやめてペダルを回す機械として走り続ける。完全に機械となっていたので、「気が付いたら八戸に着いた」。

なお、終フェリーには間に合わなかった。

絶望感とともにビジネスホテルに逃げ込んで、酒盛りをする。だって、明日はフェリー乗るだけの暇な日ですもの…。

奥州市→八戸、185km

日本縦断14日目~ディレーラー凍っても変速できるからDi2は最強

雪が路面に残っており、たまにアイスバーンになっていたが、スリック23Cは万能という考えを信じてやまない。
※危ないのでやめましょう

路肩は常に雪、路面もたまに雪。

ちょうど進行方向に日本三景の松島があったので寄ってみる。

…これってどこをどう見たらすごいんだろう…?ごめんなさい、自分にはよくわからなかった…。ごめんなさい、芭蕉さん。とりあえず少しグダっていきますね…。

そして、震災から4年、石巻の復興の状況がどうなっているのか気になり、寄ってみる。街地は栄えていたものの、港の復興は終わってはいなかった。

石巻から北上していく道は極端にコンビニの数が減った。

想定外、日本にしては珍しく50kmコンビニがない中、向かい風でハンガーノック直前、コンビニが見えた瞬間はゴールスプリント。

コンビニの中でグダグダしていると、いつの間にか大雪に。こんなこともあろうかと、スノボ用ゴーグルを装着し、雪の中を走る。

…この雪、まじ?一瞬でこんな状況に。あまりの猛吹雪っぷりに耐え切れずガソリンスタンドに避難させてもらう。

頭冷えると思ったらこれですよ…

ゴーグルも、10秒走ったら目の前が見えなくなるくらいの吹雪。走行中に写真撮る余裕なんて当然なし。めっちゃ雪積もってる、一瞬で10cmとか積もってるしやばいでしょ…。ホイール沈むよ…。
※以降の写真は全部ホテルで撮影

リアの変速性能が悪くなったと思ったらスプロケ凍ってました。

ブレーキは常時自動ブレーキになってました。進まない、まじで進まない。雪が凍り付いてるので、カチカチでもう落とせない。諦め。気合いで走る。

いつの間にかFD、RDも凍り付いていた。Di2は凍っても動くんだ…すげぇ…。スプロケが凍り付いているので、うまくチェーンが入らずに歯飛びするギアもあるものの、なんとか使える部分は使って走る。ちなみにフロントはインナーが完全に凍結していたので変速したら二回に一回はチェーン落ちましたw


凍ってるFD、とりあえず動くけどインナーはあんまり使えない。50%の確率くらいで普通に変速できたので偉大。というか、これ、o.symetricだよ?これで凍ってて割と普通に変速できるってシマノすごすぎない??


凍ってるクランク。冷えすぎてひずみ計が仕事してないのでパワーが全く計測できていない。雪の中でのパワーメーターは何の意味もないということが分かりました。


凍ってるRD、外見は凍ってるけど普通に動く。そしてスプロケが完全には凍っていないところならまぁまぁ普通に変速する。なんなのお前、Di2強すぎでしょ。


凍結して、さらにエアロになったスポーク。向かい風吹雪だからどうやっても進まないし、自動ブレーキになっているからエアロになっても意味がない。ただの芸術品。

完全に命の危険。ガーミンが-7℃と言っておる。そしてとにかく雪、ここ、R4バイパス、車そこそこ、ぼく、しぬ。

だんだん雪走行には慣れてきて、積雪部分を上手く踏みながら進むという技術を身に着けていく。しかし、つらい。

奥州市まで命からがら走り、ビジネスホテルに駆け込む。さすがにもう無理。この日はニュースでも報道された、30年ぶりの季節外れの東北の大風吹の日で、運悪く直撃してしまったとのこと。まじで死ぬ。

日本縦断ってこんなにやばいものだったの…?

取市→奥州市、157km

日本縦断13日目~連日の雨が雪に変わる時、試練の始まり

台風一過のような快晴、最高…!と思ったが、冗談のように風が強い。

さて、走るか…あっ、レンズ交換しないと…と、レンズを交換しようとしたら、突風でレンズと、レンズ入れの復路が飛ばされる。

レンズは回収したが、袋が回収不能になってしまった。ついていない。レンズ入れの袋は宙を舞い、完全に行方不明。探すのも面倒だったので諦め。

最初は強烈すぎる追い風だったが、徐々に横風に変わっていき、少しは走行に支障をきたすように。(スクリーンショット撮ってないけど風速10m/sあった記憶)

まだハンドルをしっかり握っていればなんとか走れる…まだ走ろう…と思ったものの、あまりにも風が強すぎて道の駅安達に避難。クレミアっていうソフトの存在を初めて知る。これ、ものすごく生クリーム生クリームしてて美味い、めちゃくちゃ美味しいです。

食べれるお店だいぶ増えてきているので、見かけたらぜひ食べたほうがいいです、本当においしい。(食べれるお店まとめてるもの見つけたので置いておきます)

いくら外を見ても旗が激しくなびいていて、全く風が弱まる気配がなかったので諦めてまた走り出す。

…ん?

…んんん?

…んんんんんんん???

ま じ か

着々と積雪が進んでいく。寒い。雪、積もってるよ!溶けてないよ!これ、本当に真冬の日本縦断本気モード始まった…???しかも風も強いよ!

雪が積もっている路面を荷積みのロードで走ったことはいままで無く、恐らく今回の旅で初めて経験することは予想していたものの、まさかこんなにも早く雪とは…。

まだ積もり方もたかが知れているし、茶番か…。

もう200kmくらい走ったし、今日はもういいか…雪だし…。

危険回避の為、さっさとネカフェに輪行で逃げ込んで本日は終了。

なお、日本縦断の本気の試練はこの翌日から始まるのでしたとさ。

次回、大量の名言が生まれます。

※あ、雪積もってるところをキャリパーブレーキで走るのはやめましょうね、タイヤにくっついた雪がキャリパーにはさまっていって、キャリパーが動かなくなります。

そして、ちょっとコンビニ休憩とかしていると、雪がリムとキャリパーの隙間に挟まったまま凍り付いて常時ブレーキ状態になります。全く走れなくなります。ディスクブレーキの使用を強く推奨します。

というか、シクロクロスやるわけでもないのに雪の中で路上走るのは頭悪いので、やめましょうね。

私は頭悪いのでやめませんが。

那須塩原→名取市、200km

思い立ったら即行動、心を洗いに金沢へ②

おはようございます。前日のランから優雅に目覚め、6時出発です。

なんですかこの景色…めっちゃ最高じゃないですか…心が洗われる…そう、こういうのを見たかったんですよ…こういうのなんですよ、求めてたのは…(語彙力を失う)

ちなみに(この辺は特になんともないけど)路面は雪です。相変わらず。でも、夜に走るよりも朝に走った方が安全なので、アイスバーン踏まないように気を付けて走りますね。

写真撮ってないで走れ?いや、景色を見に来たのでいいんです。冬の白馬、すごくいいですよ。自転車でぜひ。危ないので車か電車で来た方がいいと思います。あー、MTBで遊びたい。

ということで白馬村からの脱出劇が始まる。寒い、とにかく寒い、なんだこれ…。

サイコンを見ると驚異の気温。寒いというか痛い。特に指先と顔が痛い。

フルフェイスの防寒具本当に必要あるわこれ…(ブログ書きながらこの下のやつIYHした)

完全に主観で温度と感覚、2℃刻み
-3℃:寒いけど少しの対策で楽勝
-5℃:ちゃんと対策しないとキツい
-7℃:対策しないと無理
-9℃:何しても寒いものは寒い←New!
-11℃:寒いというか痛い←New!

なんでこんなところ走ってるんだよ…痛い…という感じがすごくしました。泣きそう。というかボトルの中身凍ってて飲めないんですけど。自販機から出てくるColdの飲み物の方がたぶん暖かいよね…?

泣き言を言いつつも、景色がいいので写真。やっぱり白馬いいわ、寒すぎてクソだけど

圧倒的、雪。真っ黒い自転車に白い雪、映えますねぇ…。雪の白馬へどうぞ行ってみてください、いくらでも雪の写真撮れます。

命を削り、DH終了、なんとか糸魚川市に入る。やっと、新潟県!そういえば去年の秋だったかに新潟行ったらDH中に新品のタイヤがバーストして事故って血まみれになったし脱臼したしで散々な目になった記憶が…。

ここからは惰性で金沢に向けて走る。何だかんだで上り下りが多いので疲れます、R8。

ぶっちゃけ、R8に沿って通ってる県道走った方がいいですよ。それと、突然の自転車進入禁止がぼちぼちあるので…。

ぶっちゃけ富山市に入ってからはもうひたすら市街地なのであんまり楽しくないです。R8で楽しいのは高岡辺りまで。

ということで、金沢城(一気に距離が飛んだのは気にしない)

金沢城にしろ、兼六園にしろ、自転車をちゃんと置ける場所が無いのが不安なのと、既に両方見たことあったので観光は完全にスルー。むしろ景色を見る為に走りに来ましたのです、わたし。

ということで、さっさと輪行開始。金沢駅、されおつ。

金沢駅、エキナカのお土産施設が「Rinto」と「あんと」の二つあるんですが、日本酒好きなら何があっても、絶対にこの45番のお店に行きましょう!!!

三種飲み比べセットがあります。1200円くらいのセットと1600円くらいのセットがあるんですが、後者オススメ、おつまみにカラスミが出てきます。

(セットの中でもさらにお酒の組み合わせがありますし、最高)

あ、ちゃんと全輪行して帰りましたよ、当然ですよね。当然ですよね!!!(新幹線の中でも更に飲む、飲み終えてからまた車内販売で売ってた地ビールを追加して買う)

この小瓶(2合瓶)の加賀美人、甘口好きにはすごくいいと思います、おいしかった。

めっちゃ普通にAmazonに売ってることを今、ブログ書いてたら気づきました、たぶんまた買います。あと、これも。百万石ビール。地ビールはいいぞ。

そう、あれだ。IYHしよう。

(二日間で走った距離は300kmちょっとでした)

思い立ったら即行動、心を洗いに金沢へ①

ここ最近、仕事が荒れすぎていてブログから遠ざかっていた私です。

仕事が落ち着いたので、とりあえず土日にどこか走りに行こう、でもどこ行こうかな…よし、Twitterでどこ行けばいいか募集!→金沢に行こうということになりました。

なお、前日夜まで何もコース考えていませんでした。高尾まで輪行して、諏訪経由で糸魚川に出て、そこから金沢かな…と何となく決定。何も考えてませんでした。

そして翌朝、安定の寝坊、小淵沢まで輪行w

今回はSL EliteにオルトリーブのLのサドルバッグ、リベレイトのSのフレームバッグだけで出撃。

フレームバッグに一眼カメラが入るという新しい発見をしました。(これ超重要)

小淵沢から下り、R20に復帰。富士見峠の中腹にいきなり合流できるので、登りも楽ちん…なはずが超向かい風。これって年初の初詣ランやったときと同じ何か…?

と、まあ、なんとか無事に富士見峠を登り切り、DHからのスワァ…( ˘ω˘ )湖へ。(今年三回目、二か月ぶり)

乗ってきた自転車も同じ気がしてならないけど装備が違うのと、撮影してる場所が微妙に違う(このまえ撮影した場所と500mも離れてないんだけどw)ので、別物としましょう、そうしましょう。

ここから塩尻峠を上り、頂上へ。路肩がどうなっているかは予想通り。走行車線は何も問題なかったのでそのまま飛ばして下れました。

そして塩尻市街へ。R20おしまい、からのR19。R19の市街地って猛烈に走りにくいから嫌いなんだよね…。車多いし、路面もあんまりきれいじゃないし。

安曇野からR147で北上。大町市辺りから道路状況がこんな感じに。この辺は-5℃とかそんな感じでした。

寒くてやる気があまり起きなかったのと、仕事のしすぎで体が弱っていて走力が落ちていたのでそろそろ休みたいな…と思って宿を探すものの宿が少なすぎる&あっても全然空いていないという状況が発覚。

道の駅ぽかぽかランド美麻に宿泊施設があると分かったので、そこに向かって走ることに。

県道324で行くのが一番わかりやすそうなので、なるべく北上してから東に向かう感じで。

ずっと川沿いに走り続けていると、こんな感じに景色が良かったです。(ISO6400で10秒露光してるのでこんな明るいんですけど、真っ暗ですよ?昼間のイメージとしてはこんな。)

踏切とかも、しんみりとした雰囲気があって、趣き深い感じでした。

と、まぁ、寒い中で余裕ぶっこいて走ってました。県道324をの入り口が分かりにくすぎて少々オーバーランするものの、何とか見つけて曲がる。そして、そこからヒルクライム。悲劇。

危険なため、通行禁止。これ、どう考えても行っちゃいけないやつ(超ファットバイクじゃないと絶対に走れない)ので、やむを得ず引き返す。

これ、ほんと、どうしよう…。引き返して別ルートで行くか、糸魚川まであと80kmほど頑張るか。とはいえ、寒いので、このまま走るとさらに気温下がるのは簡単に予想できるし、その寒さに耐えて走り切る自信がない…なら白馬で宿を探すか。という算段に。(なお、白馬の宿はまだ探していないけど、何とかなるでしょ…という軽い気持ち。常識的に考えて、引き返して別ルートで道の駅に向かうのが正解。)

この時点での気温、-7.3℃。ここまで寒い中走るのは日本縦断やってた時以来ですね…。

寒さ対策は特に考えず、普段通りの装備で走ってた自分はアホかと思います。(意外となんとかなった)

白馬村までなんとか辿り着き、スキー場の片隅にある小屋(バス停の中)で宿を検索、バックパッカーの安い宿が見つかったのでそこを即予約。たぶんこの辺でも最安値なのでオススメ。

白馬駅、クリスマス的な雰囲気がまだ残ってるw

駅の近くから曲がって、細い道へ…道…?これって23Cのチューブラーで走っていいの?ほんと???

まぁいいや、楽しそうだし、日本縦断してたときもこんなところを23C(クリンチャーだけど)で走ってたから何とかなるっしょ!という軽い感じで突っ込む。案外普通に走れる。後ろ加重して後輪を空転させないように…。走れる走れる!余裕!楽しい!

…アイスバーン踏んで転ぶというお約束

頭悪いのでクリート外さないで転んだ状態のまま写真撮ってましたw

そして、何とか宿へ。寒かった…というかチェックインの時間過ぎてて誰もいないのですが…。

何とか管理人さんを召喚して、無事に凍死の危機を免れた初日でした。

ちなみに防寒装備()はこの下に書いてるのを穿いてました。IYH促進、IYH促進。

上半身は5℃対応のパールイズミのやつ。普通すぎるのでスルー。

まず下半身の最初、ビブ。ビブって脱いだり穿いたりするのめんどくてトイレが…っていうけど、これは上と下をチャックで分離できるので、便利だったり。ビブの穿き心地よすぎて普通のレーパンを穿かなくなってしまった…。まじでオススメ。買ってよかったウェアのトップ5に間違いなく入る。

あと、定番のレッグウォーマー、基本はこれでだいたい脚はなんとかなる。自転車は脚さえ動かしてれば脚が凍えることはまずないです。ボトルの中身が凍るくらい寒くてもw

あと、これ。シューズカバーのハイエンドなんですが、脱ぎ穿きがものすごくしやすいのと、カイロ入れられるのと。(入れたことないですが。)カイロ入れなくても氷点下二ケタのDHにも耐えられたので、基本的に何でもどうにかなる。

最後にこれ。超安定なんですが。
この中に、セブンイレブンとか(なんでもいいんだけど)で売ってる安い毛糸の手袋をインナーグローブとして入れると最強。本当に最強。さすがに氷点下二ケタだと手が痛いけど、-7℃くらいなら楽勝。全く寒くない。シマノは神。